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まどか文庫のブログ

1971(昭和46)年、岐阜市長良川のほとりで開設。 8畳間、200冊の本から始まった文庫は、6年後豊橋へ。
地域活動の広がりとともに、その活動の幅も広がっています。 ・・・左のひと 右のひと 両どなりのひとを 自分の意識の中にくみこみます。
それが社会です。人間関係です。協力、たすけあいです。~円について~ 「魂の発見」(子安美知子)著より・・・

伊藤忠記念財団のお二人がまどか文庫を訪問下さいました。

1022日(金)
*伊藤忠記念財団
 1975年の設立以来、子ども文庫活動の支援を
中心に 2020年度までに延べ2,495件、約11.1億
円の助成を 行ってこられました。
 まどか文庫と伊藤忠財団の皆様とのご縁は1977年
に始まりました。岐阜市長良の文庫助成決定後に、
豊橋市への転居となり辞退させていただきました。
 1983年に二度目の助成決定を受けて、印刷機器、
オズボーンコレクションの購入が実現しました。
翌1984年、文庫訪問下さった財団の戸嶋さんに、
オズボーンコレクションの活用を約束したにも関
わらず、今日まで棚飾り状態で、心に重りの日々。
 2003年、東京子ども図書館の松岡享子理事長と
伊藤忠財団の高橋樹一郎さんが「子どもBUNKO
プロジェクト」で、全国90の子ども文庫を訪問さ
れることになり、豊橋にもお迎えしました。
 高橋さんの丁寧な訪問記録をもとに、子ども文庫
の100年の歴史、民間の子ども図書館、読書運動、
時代の中での文庫の位置づけなど、これからの文庫
活動に示唆の多い「子ども文庫の100年」(みすず
書房)を2018年に出版されました。訪問された文庫
の、それぞれの場と時の課題を、文庫の100年の流
れの中で読み込む作業を、私はこれから取り組み
たいと考えています。(高橋さんは「こどもとしょ
かん」2018秋159号~東京子ども図書館機関紙~
で、訪問時の思いがけないできごととして、まどか
文庫についても触れて下さっています。)
 2020年4月、財団から文庫活動に関するアンケー
トが届き、文庫開設50年を機に、オズボーンコレク
ションの活用を考えていると記しました。
 2021年6月、来年度の活動の助成を申請。
8月、石田三也さん(常務理事 事務局長)とのZoom
面接では、まどか文庫50年企画担当の宇都宮さんと
牧野さんが参加。今後の新たな取り組みを尋ねられ
た私は、初心である、「一人ひとりに、一冊いっさ
つ、本を読み継ぐこと」以上はないと言いました。
 10月22日、コロナの落着きの合間にと、石田さん
と野尻夏帆さん(助成事業部)が訪問下さいました。


 10月からまどか文庫50企画が本格的に始まり、50
年を振り返る毎日の中で、8月に頂いた石田さんの
質問に対する回答が生まれつつあることを感じてい
ます。


 


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