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まどか文庫のブログ

1971(昭和46)年、岐阜市長良川のほとりで開設。 8畳間、200冊の本から始まった文庫は、6年後豊橋へ。
地域活動の広がりとともに、その活動の幅も広がっています。 ・・・左のひと 右のひと 両どなりのひとを 自分の意識の中にくみこみます。
それが社会です。人間関係です。協力、たすけあいです。~円について~ 「魂の発見」(子安美知子)著より・・・

[報告] 落合美知子さんわらべうた

4月29日(金)豊橋市中央図書館 
3階にて、ひぐちみちこさんわらべうた
講座を開催。伊藤忠記念財団2021年
子ども文庫助成事業の始まりです。
~~~いのちが 
いきいきして 生きる力になるような
わらべうたの<供与>の環境を考えるために~
 落合美知子さんの豊橋講座は、5回目。
(1993年、2005年、2012年、2016年)
まんまの会、NPO法人まんま、まどか文庫の
行事でわらべうたを楽しむ機会を頂きました。
 前日から豊橋入りされた落合さんのお元気
なこと。初めて豊橋にお迎えした時と変わらぬ
笑顔と柔らかな声。コロナ禍で、言葉の交わり
から遠ざけられた子どもたちの、憂うべき日常に、
「だからこそ、今、わらべうた!」と力を込めて
語られました。
 午前中の3つのプログラムは10時前から12時
過ぎまで、和室とふたつの会議室をフル活用して、
延60名(子どもを含む)で楽しみました。

<報告>
1.9:50~10:15(受付 9:40) 3階和室第一会議室

   0~3才 親子8組
2.10:30~11:00 (受付10:15)3階第2・3会議室
   子ども・大人15組(大人のみ可)
3.11:00~12:30(受付10:45)3階第2・3会議室
   大人20人(協力:高校生が小学生3名と一緒に
   館内で過ごしました。)

[潤子さんのレポート] 
二部と三部に参加いたしました。
心に残ったのは、落合さんが読んでくださった「だくちるだくちる」。
太古の昔、恐竜の淋しさ、ことばのはじまり、なんだか神聖な気持ちに
なりました。
ことばも歌も人間が作ったものではなく、地球の進化の中で
自然と共にうまれたもの。
人間が考えて作ったものと驕っていないか?
言葉やうたを勉強のように教えようとしていないか?
本来は自然と身体の中からでてくるもの、遊びや日常の中で下の世代へ
伝わっていくものではないかと感じま
した。
 わたし自身を振り返ってみると、わらべうたや手遊びはまんまリズムや
支援センターの集まりで覚え
ることが多かったです。その重要性を意識する
ことはあまりありませんでしたが、
教えてもらったわらべうたを家でも楽しめて
とてもよかったと思い
ます。
また自分自身も子どもを抱っこしながらわらべうたや童謡を歌うことで
どれだけ慰められたかと思います。

今、子どもはもうすぐ7歳。感性を育てる臨界期に来ていると感じます。
めっきりわらべうたに接することが少なくなりましたが、日常の中でまだまだ
伝えたいと思います。
また、幼稚園児向けの集まりをすることもありますので、
そこでは手遊びやわらべうたを取り入れていこうと考えています。
 



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