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まどか文庫のブログ

1971(昭和46)年、岐阜市長良川のほとりで開設。 8畳間、200冊の本から始まった文庫は、6年後豊橋へ。
地域活動の広がりとともに、その活動の幅も広がっています。 ・・・左のひと 右のひと 両どなりのひとを 自分の意識の中にくみこみます。
それが社会です。人間関係です。協力、たすけあいです。~円について~ 「魂の発見」(子安美知子)著より・・・

宇野氏&おおつか氏の講演会開催しました。

3月14日(土)雨 【講演会 10:30~12:30】

 JBBY主催「世界の子どもの本展」豊橋会場である南栄住宅集会所。雨のため冷えを感じる一日となりましたが、ほどよく配置された椅子席で、展示本に囲まれて、参加された皆さまに存分に楽しんで頂いた講演会=「世界の子どもの本はこんなに面白い!」。  入口で手洗い・消毒、換気のための窓の開放など、40名を超える皆さまのご協力で、無事開催できたことに心より感謝申し上げます。  宇野氏からは、JBBYのこと(本展の資料を豊橋の実行委員会が集めたと思ってたという方々には納得いただけたのでは)、「2018年国際アンデルセン賞」(「作家賞角野栄子」で、初めて「魔女の宅急便」を読んだ新米読者も)、そしてスペイン語圏の絵本を紹介頂きました。静かな語り口から、これまで味わったことのない、新しい本の世界へと導かれました。

1970年代から児童文学との出会いが始まった世代として、英米の児童文学を主に親しんだ日々を送ってきた私たち。今日、スペイン語を母語とする各国の豊かな児童文学の世界に導いて頂き、まさに「目からうろこ」でした。今回の世界本展を機に、読んでみたい本の世界が広がりました。  おおつか氏からは、IBBYオナーリストの200冊近い本の中から、英語圏の絵本を中心に、短時間でしたが、話題の本をたくさん紹介頂きました。  会場で紹介している「IBBYがすすめる世界の児童書」リストを手に、残る期間中に一冊でも多く、本に触れて頂きたいと願っています。

 前夜から準備のため豊橋入り下さったJBBY事務局の斉藤さん、本日日帰りで関東から来られた講師の宇野さん、おおつかさん。2時間半の南栄のご滞在でしたが、私たちは世界の子どもの本と平和について考える上で、大きな「鍵」を託されました。これからの始まりが楽しみです。
 
 豊橋を発たれる直前に、中央図書館の司文庫にご案内できたことは幸いでした。
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