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まどか文庫のブログ

1971(昭和46)年、岐阜市長良川のほとりで開設。 8畳間、200冊の本から始まった文庫は、6年後豊橋へ。
地域活動の広がりとともに、その活動の幅も広がっています。 ・・・左のひと 右のひと 両どなりのひとを 自分の意識の中にくみこみます。
それが社会です。人間関係です。協力、たすけあいです。~円について~ 「魂の発見」(子安美知子)著より・・・

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「まちなか図書館」ワークショップ初日(7月19日)

 今日は、来年度開館予定のまちなか図書館の
ワークショップの初日でした。これまで「ま
ちなか図書館」の情報が届かない時期が続き
ましたので、期待して応募しました。が、20
名の枠に、この時期にも拘わらず50名近くが
手を挙げた由。私たちの仲間10名のうち、選
ばれたのは世話人代表一人。(Q: 実施され
た「厳正なるくじ引き」の「対象数」は?)
 ワークショップ終了後の4時過ぎ、中央図
書館1階テラスで小野さんと今日のテーマで
ある「選書」について話し合いました。
 事前「アンケート」には100名を超える声
が届けられたとのこと。(よかった!)

 居心地良いテラスで、閉館5時を過ぎ、促され 急いで退館する
出口で、ブザーが鳴り慌てました。昨日アイ プラザで借りた絵本
が、なぜかひっかかったようでした。
 第2回目のワークショップは来週26日(日)。以前、職員会館
で開催 された「まちなか」ワークショップは傍聴できました。今
回はコロナのためで きないとのことですが、「密」にならない大
会場の、前と後のド アは開放してあり、中の声は外に届きます。
秘密会ではないはず なので、ホールで傍聴可能?(図書館は、住
民の知りたい気持ち を叶えてくれる、公共施設【パブリック】と
信頼しています。)
[ メモ]
豊橋駅から2~300m離れた民間ビル内 に図書館ができる!と知った
のは、平 成25年11月15日の市議会の委員会。 同時に「2層で計
4000㎡の床面購入」 が決定事項でした。
駅南の「プラット」はもともと生涯学 習センターと図書館との複
合施設計画 でしたが、「予算がない、他の施設で 代用可」と、プ
ラットだけを建設。 (その先をここに見越してのことだった?)
 
 
 

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今年の七夕、のんびりと。

雨が続くなかで七月が始まりました。
毎年笹をご配慮下さるご近所の魚屋さんに「今年も宜しくお願いします。」と
頼んでいたところ、ご縁があった!
 7月2日(木)午前中の活動から戻ったとき、まちかどステーション
南栄の玄関先に、大きな笹竹が届いていました。
 まっき~さんがはさみとのこぎりで、かいがいしく笹竹をさばく。
まず、木曜日の「ありがたや」の玄関用に、金曜日の「まんまリズム」
の山田公民館の飾り用と持ち帰り小枝分け、そして月曜日の「はだし
deまんま」の子ども達用にと、3つの行事で使う用意ができました。
 7日までは、まちかどステーション南栄に立ち寄る人はだれでも
短冊に願い事をかけるようにと準備ができました。
 これまで当たり前だったことが「在り難い」と思う日々が続き、
たった一枚の短冊と言え、言葉を探して真剣に向き合う時間は特別。
 3月から「コロナ」の終りを願い、早く日が経つことを願って
迎えた7月。七夕をこんなにゆっくり楽しめることになるとは。
 毎週木曜日午後の「ありがたや」内の「まどか文庫分室」は
これまでもお休みなしで開いてきました。常連さんが増え、静かに
過ごす中の活気を感じて嬉しく思っています。
 *写真の通りの先にある魚屋さんの七夕飾りは必見です。
  聞くところによると、笹竹飾りを1年かけて手作りされて
  いるとのこと。見事です。子ども達が行き来し、風に揺れる
  笹の葉の飾り。何気ない、普通の暮らしを、大切にしたい。

  

ゆうたん(1才)の危機管理能力

 ご近所のゆうたん、おかあさんにだっこされてまどか文庫(分室)前を
通る時、
ばぁと覗いて、いいお顔でごあいさつしてくれます。

 玄関のたたきに続く32センチの上がり口をよじ上ったり、後向きで
下りるのも
自在。床に座り込むと、目の高さにあるお気に入りの小物を
指差し、手にもって遊ぶ。つかまり立ちも
始まりました。
ちょうど1才になったばかりです。

 先日、ゆうたんを前向きで抱っこして入口に立ったママの携帯が
鳴った時のこと。ママは画面を確認、ゆうたんに声かけな
がら床に
おろし、私に目配せ後、外へ。
上がり口で座り込んだゆうたん、
いつものいいおかおの直後、
母の声が外から聞こえることで、
母の不在に気づき、即、私に
手を伸べ「だっこ」と、真剣な眼。
私は初めて、ゆうたんを
抱っこさせてもらいました。
 しなやかな体、引き締まった手足。
関節の動きもぴったり私に添い、
ここちよい重さ。と、鳴き声を
あげたゆうたん、外の母の方へと手を
伸ばし、私に下した「安全
地帯への移動命令」。

「母の不在」という「危機」を、目の前の私を「母代わり」にして
身をゆだね、「解決」できると判断した、見事な危機対応。
 歩く前の、言葉を使う前のゆうたんが、即時に自分で考えた
この1分にも満たない「危機管理行動」。

外でママに抱かれ、にぃ~っといいお顔のゆうたん。
安心と安全を自力で獲得した、自信のえがお。

昨年初めて出会った時、ゆうたんは生後2か月。
木曜日の「ありがたや」や、まんまリズム活動に参加してくれた
ご縁が続き、「はじめて出会う
ちいさな社会」にデビューする
瞬間に立ち会うことができたのです!

 玄関先の交流で自然に育まれた「人間関係のぬくもり」の大切さを
教えてくれたゆうたん。これまでの10 か月間、マスクなしで
お話しできたことにも感謝でいっぱいです。(のりこ)

 【写真】このできごとの1週間後のゆうたんです。


「しばてん」「はせがわくん きらいや」

まどか文庫の本は1970~80年代に出版された本が多いです。
今日の中日新聞「中日こども文庫」で紹介された2冊、あります!
■「しばてん」えとぶん たしま せいぞう (偕成社)
1976年(昭和51年)8月にひぐらし文庫さんから頂きました。
岐阜市長良から豊橋市に文庫が移る前の年です。
■「はせがわくん きらいや」さく・長谷川修平 (すばる書房)
1980年8月に名古屋の田中さんが届けて下さいました。 
子育て中の私にとって森永ヒ素ミルク事件は他人事ではありませんでした。
***この2冊の絵本を、さっそく皆さんにお知らせしたく、写真と一緒に掲示板に。
文庫日に、外の通路に椅子出して、一緒に読みましょうね。
細々と開いている文庫でのこうした絵本との新鮮な出会いに感謝。




「燃えるアッシュロード」が届きました。

4月25日(土)
私がまどか文庫を開くきっかけになった本
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「燃えるアッシュロード」
アイバン・サウスオール作
石井桃子・山本まつよ 訳
中川宗弥 画
1968610日発行)
発行 子ども文庫の会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
が、古書店から届きました。思わず抱きしめ
ました。待ってたよ。
 まどか文庫の引っ越しの度に、確か本棚の
にここにあったのに・・。紛失したのか、わ
からないまま、今まで気になっていました。
 「こどもとしょかん」2020 16527
(東京子ども図書館)の「良書 再読」で
本書が紹介されている文章を読み、この機会
を逃すなと古書を入手することにしたのです。